エピソード・・・1「 園長先生の耳 」 「えんちょうせんせい・・・えんちょうせんせい!!」と子どもの呼ぶ声。園長先生は何かに夢中になっているらしくまったく聞こえていない。すると、他の子が、「園長先生はね、耳がないんだよ!・・・わたし一生懸命見たんだけど、耳は見えなかったもん」。 以来、子どもたちの間には、園長先生には耳がないという噂が流れた。 数日後、プール遊びの時間、園長先生は、水着姿で子どもたちの前に現れた。もちろんベールもはずしている。 「あっ!! 園長先生の耳があった」「よかったねェ!!」