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「憲法九条」と「原発」そして宗教者の役割

 

 

仙台カテドラル会場

 

 

去る9月29日㈯午後12時30分より仙台・元寺小路教会において、「宗教者九条の和」(谷大二さいたま教区司教)主催で研修会が開かれました。全国から仏教、神道、そしてキリスト教の各宗派、そしてカトリックからも谷司教、平賀司教はじめ多くの信徒の出席があり、熱のこもった研修会となりました。

開催趣意書には次のように書いてあります。
「原発は憲法違反だと思います。放射能の危機にさらされないで生きたいという人権を憲法は保証しています。核と原子力は同じものなのに日本は平和利用などと言い使い分けていたこと自体が問題です。」と。

このシンポジュウムに参加して思う事は私たち宗教者が人々の平和と幸福のために祈り活動する事であるのであれば、原発に反対し人々の平和と命を希求することは当然のことであり、また同時に数々の矛盾を抱え込み依然もがき苦しんで生きておられる(原発や東電の関係者を含め)被災者に寄り添い、共に生きることを忘れてはならないと強く思ったことでした。

 

 

第8回シンポジウムと平和巡礼in仙台